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うつ病
2026年8月1日
高齢の方でうつの治療が思うように進まないとき、診察では、うつという見立てそのものが確かめ直されます。「つらい」という訴えが減ったこと自体が手がかりになることがあります。意欲が動かない状態「アパシー」との違い、ご家族から伝えられること、そして薬を強くする以外に何が検討されるのかまでを紹介します。
受診前の相談
2026年8月1日
外に出にくい状態が続いているとき、理由は人づきあいだけとは限りません。音、人混み、におい、光、電車の速さの変わり方といった感覚の側の負担が、外出を妨げていることがあります。ある対談本を下敷きに、行動の名前だけでは理由が分からないこと、人づきあいが理由の場合も当然あること、理由が違えばまわりがすべきことも変わることをお伝えします。
受診前の相談
2026年8月1日
大人の精神科の診察で、子どものころの友だち付き合いや遊び方、学校を休んだ日数を尋ねられることがあります。どの質問も幼いころの様子をたどるためのもので、思い出せる質問に置き換えて尋ねたり、残っている記録を手がかりにしたりします。精神科医二人の対談本を下敷きに、その中身をお伝えします。思い出せなくても、ご家族に聞けなくても受診していただけます。
家族向け
2026年7月31日
自分の考えのはずなのに自分が考えた気がしない、考えを入れられる・抜かれる、体が外から動かされる。そんな感じ方を、専門書がどこに位置づけているかを整理します。「自分が薄い」感じとの違い、声として聞こえる体験との違い、周囲の方の関わり方、受診の目安まで。病名を見分けるための記事ではありません。
2026年7月31日
沈んでいるのにじっとしていられない、考えだけが止まらない。こうした状態は混合状態と呼ばれてきました。症状学の入門書を下敷きに、気分・意欲・思考を別々のものとして見る枠組みと、どこまでを混合状態と呼ぶかで見解が分かれてきたことまでを整理します。
2026年7月31日
足に力が入らない、声が出ない、けいれんのような発作が起きる。検査を受けても異常が見つからないとき、転換症という名前で説明されることがあります。症状学の入門書がこの言葉をどう説明してきたかを、体の病気の確認が先であることを添えてたどります。
受診前の相談
2026年7月31日
つらい目に遭ったあとで「あなたにも隙があった」と言われる。心理学には、出来事の理由を探そうとする働きと、「世の中は行いに見合った結果になるはずだ」という素朴な見取り図が重なるとこの言葉が出てくる、という説明の積み重ねがあります。責める言葉が出てきたことは、落ち度があったことの証明にはなりません。
受診前の相談
2026年7月31日
相談したほうがよさそうだと思いながら、先延ばしになる。行動経済学の損失回避という考え方から精神科の受診行動を論じた解説があります。目先で差し引かれるものは大きく見え、行かないまま先々に積み上がるものは見えにくい――そういう傾きが誰にでもある、という説明です。ためらう人の判断がおかしい、という話ではありません。
受診前の相談
2026年7月31日
体に悪いと分かっていても、やめられない。健診の結果を開けないまま置いている。心理学には、知っていることと、していることが食い違うと内側に負担が生じ、その負担を減らす向きに人は動く、という説明があります。認知的不協和という考え方を、受診や薬をめぐる場面に引きつけて紹介します。
うつ病
2026年7月31日
抗うつ薬を変えても良くならない。そういうときの見直し方の一つに、暮らしのなかで何が負担になっているかをたどり直す、という道すじがあります。発達特性のある方では負担がご本人にも捉えにくく、ASDのある方では落ち込みも外から見えにくいことがあります。負担が見つからないことと、負担が無いことは同じではない――専門誌の論文をもとに紹介します。