「絶好調だった頃」の話を忘れていませんか
たとえば、こんな時期があったとします。
職場ではいつもどおり仕事をこなしています。ところが家では普段よりずっとおしゃべりになり、夜遅くまで趣味や新しい計画に熱中しています。睡眠は短くなりましたが、朝から元気に活動しています。
本人は「最近、調子がいい」と感じています。一方で家族は「いつもと少し違う」と戸惑っています。
こうした時期があったとしても、それだけで双極性障害2型とは診断できません。ただ、診察では大切な情報になることがあります。
双極性障害2型でみられる軽躁状態は、本人にとって必ずしもつらいものではありません。むしろ頭がよく働き、仕事がはかどり、普段より充実しているように感じることがあります。
軽躁状態は、社会生活や仕事に著しい支障をきたすほどではない状態と定義されています。大きな失敗や借金、職場での問題がなかったからといって、過去の軽躁状態を否定できるわけではないのです。
そのため、うつ状態で受診するときには少し不思議なことが起こります。
つらかった時期のことは詳しく話しても、調子が良かった時期については、わざわざ話す必要を感じないことがあるのです。
「うつ病だと思っていたけれど、双極性障害2型かもしれない」
そう考えて受診するなら、落ち込んでいた頃だけでなく、これまでで一番元気だった時期も振り返ってみてください。
双極性障害2型の基本的な特徴は双極性障害2型とは?でも説明しています。
「気分が良かった?」より「何をしていた?」
過去の軽躁状態を思い出すとき、「気分が高揚していましたか」と聞かれても答えにくいことがあります。
当時の本人には、それが普段と違う状態だという自覚がなかったかもしれません。「元気だった」「充実していた」という印象だけが残っている場合もあります。
そこで役立つのが、気分よりも実際の行動を思い出す方法です。
たとえば、普段よりずっと活動的だった時期はなかったでしょうか。
夜遅くまで仕事や趣味を続けても疲れず、翌朝も早くから活動していた。アイデアが次々と浮かび、新しい計画をいくつも始めた。普段は連絡しない相手に突然連絡したり、人付き合いが急に活発になったりした。
そうした行動の変化は、当時の気分を正確に覚えていなくても思い出せることがあります。
会話にも変化が現れる場合があります。
普段は物静かな人が急によくしゃべるようになったり、話す速度が速くなったりします。声が大きくなり、自信に満ちた話し方になることもあります。
いつもより服装が派手になったり、化粧や身だしなみが変わったりする場合もあります。ただし、こうした変化があるだけで軽躁状態と判断するわけではありません。
本人が覚えているのは「仕事がうまくいっていた時期」でも、家族は「あの頃は話が止まらなかった」と覚えているかもしれません。
元気な時期が、いつも楽しいとは限りません
軽躁状態は気分の良さだけで現れるとは限りません。
普段は穏やかな人が、その時期だけ妙に怒りっぽくなったり、周囲と口論になったりすることもあります。
また、「自分は何でもできる」という自信から大きな買い物をしたり、勢いで重要な約束や決断をしたりする場合もあります。
後になって「あのとき、どうしてあんなことを言ったのだろう」「なぜ急いで決めたのだろう」と感じる経験があれば、当時の気分や睡眠も一緒に思い出してみてください。
一方で、調子が良い時期に仕事で成果が出ていたとしても、それだけで軽躁状態だったとはいえません。
診察では、普段の自分と比べて何が違ったのか、その変化がどのくらい続いたのかが重要になります。
身近な人から「最近、別人みたい」「やけに元気だった」「あの頃は心配だった」と言われたことも参考になります。
家族やパートナーに聞ける場合は、本人が覚えている時期と周囲が気づいた時期を比べてみるのもよいでしょう。
家族の立場から気になる変化を整理したい方には、双極性障害2型かもしれない家族に気づいたときも参考になります。
眠れない夜と、眠らなくても平気な夜
気分の波を振り返るとき、睡眠の変化は大切な情報です。
ここで区別したいのが、「眠れなくて困っていた時期」と「短い睡眠でも平気だった時期」です。
うつ状態では、眠ろうとしても寝つけなかったり、途中で何度も目が覚めたり、朝早く目が覚めてしまったりすることがあります。
反対に、眠りすぎてしまう時期もあります。
一方、活動的な時期には睡眠時間が短くなっても、あまり疲れを感じないことがあります。
同じように睡眠が短くても、本人の感じ方が違うのです。
受診前には次のようなことを振り返ってみてください。
- 普段は何時間くらい眠っていますか。
- 眠れない時期は、寝つきが悪いのでしょうか。それとも途中や早朝に目が覚めるのでしょうか。
- 睡眠が短い翌日は疲れていますか。それとも普段どおり活動できますか。
- 反対に、長時間眠ってしまう時期はありますか。
- 落ち込んでいる時期と活動的な時期で、睡眠は違いますか。
特に「睡眠が短くても疲れない」という経験は、軽躁状態を検討する手がかりになることがあります。
ただし、睡眠の特徴だけで診断するわけではありません。
数日分の睡眠記録でも役立ちます
過去の睡眠時間を正確に思い出すのは難しいものです。
今の状態を記録するなら、何時に寝て何時に起きたかに加えて、その日の気分を5段階程度で記録してみてください。
数日分でも、睡眠と気分の関係を医師に伝えやすくなります。
日本うつ病学会のホームページでは「睡眠・覚醒リズム表」という記録用紙が無料で公開されています。双極性障害の診療でも広く使われているものです。
細かく記録するのが負担なら、スマートフォンに就寝時刻と起床時刻だけを書き残す方法でも、診察の参考になります。
数時間の気分の波は、軽躁状態なのでしょうか
「さっきまで元気だったのに、急に落ち込んでしまう」
「朝は調子が悪かったのに、夕方には活動できるようになる」
こうした短い時間での気分の変化が気になる方もいるでしょう。
双極性障害2型では気分の変化が数日単位で現れ、ときには1日の中でも調子が変わることがあります。
ただし、数時間の気分の上がり下がりが、そのまま軽躁エピソードを意味するわけではありません。
診察では、一時的な気分の変化と、普段とは明らかに違う状態が一定期間続いたエピソードを区別します。
軽躁エピソードを判断する際には、普段と違う気分や活動性の変化がほぼ毎日、1日の大半にわたってみられるかを確認します。また、その時期が終わったあとに普段の状態へ戻ったかも手がかりになります。
DSM-5の診断基準では、軽躁病エピソードの持続期間は4日間以上とされています。
一方、2〜3日程度の短い軽躁症状についても、別の診断分類で検討される場合があります。4日間続かなかった経験も、診察で話す価値がないわけではありません。
大切なのは、気分が変わった瞬間だけでなく、変化が続いた期間やその前後の状態を伝えることです。
気分と体がちぐはぐになることもあります
気分の波があるときには、心と体の状態が一致しないように感じることもあります。
たとえば、次のような経験です。
- 気持ちは焦っているのに、体が動きません。
- 体は落ち着かず、じっとしていられないのに、気分は沈んでいます。
- 頭の中では次々と考えが浮かぶのに、何も手につきません。
こうした状態も、診察で伝えたい情報です。
ただし、頭の中で考えが止まらないことは、不安が強いときにも起こります。心配事を繰り返し考えているのか、活動的になって次々とアイデアが出ているのかによっても、医師が確認したい内容は変わります。
考えていたことの中身も覚えていれば、メモに残しておくと参考になります。
職場ではつらいのに休日は動ける
「仕事の日は何もできないのに、休日は出かけられる」
こうした状態を、本人が「怠けているだけなのかもしれない」と考えてしまうことがあります。
双極性障害2型のうつ状態でも、場面によって調子が大きく違うことはあります。
もちろん、その違いだけで双極性障害2型と診断できるわけではありません。職場と休日で何が違うのか、いつ頃からそのような状態になったのかを、そのまま伝えることが診察の参考になります。
自分でも状態をうまく説明できない場合は、「なぜか職場では動けない」「気持ちと体が一致しない」という感覚も情報になります。
転職した頃、10代の頃にも手がかりがあります
双極性障害2型について相談するときは、今の症状だけでなく、これまでの生活を少し長い目で振り返ることも役立ちます。
双極性障害は10代後半から20代の若い時期に、うつ症状から始まることが多い病気です。
現在の落ち込みが初めてのものなのか、以前にも似た時期があったのかは、診察で確認したい情報です。
たとえば、10代の頃から気分の波があったり、学生時代に長く落ち込んだ経験があったりする場合があります。
以前は不安が強く、不安症やパニック症、自律神経失調症などの診断で治療を受けていた方もいるでしょう。
不安が前面に出ていると、気分の波が目立たなくなる場合があります。一方、不安による落ち着かなさや考えすぎが、軽躁状態に似て見えることもあります。
過去の診断名だけで判断せず、当時どんな症状があり、どのような経過をたどったかを振り返ることが大切です。
大きな決断をした時期の気分は?
転職、転居、退学など、生活が大きく変わった時期も思い出してみてください。
環境を変えたこと自体が病気の特徴というわけではありません。
ただ、その決断をした頃に普段より強い自信があったり、勢いで物事を決めたりしていなかったかは、振り返る手がかりになります。
たとえば、仕事が非常にはかどっていた時期に転職を決めたものの、後から気分が落ち込んで、その決断が大きな負担になった経験があるかもしれません。
逆に、落ち込んでいたために環境を変えようとした場合もあります。
「いつ転職したか」という事実と、「そのときどんな状態だったか」を一緒に思い出すと、医師に経過を伝えやすくなります。
また、つらい時期に過食が増えたり、飲酒量が増えたり、自分を傷つける行動があったりした場合も、その時期を伝えることが参考になります。
飲酒については、量だけでなく、飲酒が増えた時期と気分の変化がどう重なっていたかも情報になります。
こうした経験は、それだけで双極性障害2型を意味するものではありません。医師が症状の経過や治療方針を考える際の材料になります。
抗うつ薬を飲み始めた頃の変化も思い出してみてください
以前にうつ病などの診断を受け、薬を飲んだ経験がある方は、そのときの変化も振り返ってみてください。
特に抗うつ薬を飲んだときの反応は、診察で重要な手がかりになることがあります。
たとえば、次のような経過です。
- 薬を飲み始めてから一時的に気分が高まり、その後に急に落ち込みました。
- 薬を飲んでから、そわそわしたりイライラしたりすることが増えました。
- 何種類かの抗うつ薬を試しましたが、十分な効果を感じられませんでした。
- 薬を飲んでから、それまでとは違う活動的な時期がありました。
ただし、抗うつ薬で気分が高まったからといって、双極性障害2型と決まるわけではありません。
抗うつ薬の影響による気分の変化なのか、もともと双極性障害の要素があったのかは、詳しく経過を確認する必要があります。
そこで役立つのが、薬を飲む前後の時間の流れです。
薬を飲み始める前にも、同じように活動的な時期があったでしょうか。
薬を飲み始めてから、どのくらいで気分や行動が変わったでしょうか。
その後、薬を減らしたり中止したりした経験があれば、気分の変化がどのように続いたかも診察の参考になります。
以前にも似た時期があったか、薬の変更後にどのような経過をたどったかによって、医師が考える診断は変わることがあります。
「薬を飲んだら元気になった」という一言よりも、前後の経過を伝えるほうが詳しい情報になります。
薬の名前を覚えていなくても、お薬手帳があれば確認できます。
お薬手帳が残っていない場合も、「何年頃に、どの病院で治療を受けたか」「薬が合わずに変更したことがあるか」といった情報を整理しておくと参考になります。
以前の診断名がうつ病だったとしても、その診断が必ずしも間違っていたという意味ではありません。過去の症状と現在までの経過を合わせて評価することが必要です。
うつ病との違いについては双極性障害2型とうつ病の違いでも説明しています。
診察で使える受診前チェックリスト
ここまでの内容を、診察で見せるためのチェックリストにまとめました。
当てはまる項目があれば印をつけ、思い出せる範囲で時期や具体的な出来事を書き足してみてください。
すべてを埋める必要はありません。
チェックリストは診断のための点数表ではなく、医師に伝えたい情報を整理するためのものです。
1. 今のうつ状態について
- [ ] 気分の落ち込みが続いている時期があります
- [ ] 何もやる気が出ない、興味を持てない時期があります
- [ ] 朝が特につらく、夕方になると少し楽になります
- [ ] 眠れない日が続いたり、反対に眠りすぎたりする時期があります
- [ ] 食欲がなくなる、または食べすぎる時期があります
- [ ] 仕事、家事、外出が難しくなった時期があります
- [ ] うつ状態を何度も繰り返しています
書き足したいこと
- いつ頃から始まりましたか。
- 今、一番つらい症状は何ですか。
- つらい状態はどのくらい続きますか。
- 少し楽になる時期はありますか。
始まった時期は正確な日付でなくても、「去年の秋頃」「転職してから」といった覚え方で参考になります。
2. 以前の「元気だった時期」について
- [ ] 普段とは違うほど元気で、活動的になった時期があります
- [ ] 睡眠が短くても疲れを感じない時期があります
- [ ] アイデアが次々と浮かび、仕事や趣味に没頭しました
- [ ] 頭が高速回転するような感じがありました
- [ ] 急に自信が強くなり、何でもできるように感じました
- [ ] 普段より口数が増え、早口になったり、話が止まらなくなったりしました
- [ ] 普段連絡しない相手に連絡したり、人付き合いが急に活発になったりしました
- [ ] 新しい計画を次々と始めた時期があります
- [ ] 普段より怒りっぽくなり、周囲とぶつかった時期があります
- [ ] 衝動的な買い物や大きな支出、後から後悔する発言や行動がありました
- [ ] 家族や周囲から「いつもと違う」「別人みたい」と言われました
書き足したいこと
- その時期はいつ頃でしたか。
- 何日くらい続きましたか。
- 仕事や生活は普段と比べてどうでしたか。
- 元気な時期が終わったあと、落ち込むことはありましたか。
3. 気分と睡眠の変化について
- [ ] 数日単位で気分が大きく変わることがあります
- [ ] 数時間のうちに気分が急に変わることがあります
- [ ] 元気な時期と落ち込む時期が繰り返し現れます
- [ ] 元気な時期の後に、急に落ち込んだ経験があります
- [ ] 気持ちは焦るのに体が動かないことがあります
- [ ] 体は落ち着かないのに、気分は沈んでいることがあります
- [ ] 職場と休日など、場面によって調子が大きく違います
- [ ] 元気な時期に決めたことが、後から負担になった経験があります
睡眠については、次の内容も整理しておくと役立ちます。
- 普段の睡眠時間
- 眠れない時期の寝つきや途中覚醒、早朝覚醒
- 睡眠が短いときの疲労感
- 長く眠ってしまう時期の有無
- 活動的な時期と落ち込む時期での睡眠の違い
4. これまでの生活や治療について
- [ ] 10代〜20代前半の頃から、落ち込みや気分の波がありました
- [ ] 転職、転居、退学など、生活の大きな変化が何度かありました
- [ ] 普段より自信が強い時期に、大きな決断をした経験があります
- [ ] うつ病と診断されたことがあります
- [ ] 不安症、パニック症、自律神経失調症などの診断で治療を受けたことがあります
- [ ] 抗うつ薬が十分に効かなかった経験があります
- [ ] 薬を飲み始めてから気分や行動が急に変わった経験があります
- [ ] 薬を飲んでから、そわそわしたりイライラしたりした経験があります
- [ ] 薬が合わず、変更した経験があります
- [ ] 過食や飲酒量の増加など、つらい時期に普段と違う行動がありました
治療歴については、以前の病院名や通院していた期間、薬の名前がわかる範囲でメモしておいてください。
5. 診察に持っていくもの
- [ ] 一番困っていることを書いたメモ
- [ ] これまでの気分の波を振り返ったメモ
- [ ] 睡眠や気分の記録(あれば)
- [ ] お薬手帳
- [ ] 現在服用している市販薬・サプリメントのメモ
- [ ] マイナ保険証(健康保険証として利用登録したマイナンバーカード)または資格確認書
- [ ] 紹介状(他院から紹介された場合)
メモは上手に書かなくても大丈夫です
診察用のメモは箇条書きで十分です。
特に伝えたいことがある場合は、その内容を一番上に書いておくとよいでしょう。
「今一番困っていること」と「以前、普段と違うほど元気だった時期」の2つを先に書いておくだけでも、診察で話したい内容を整理しやすくなります。
緊張してうまく話せない場合は、スマートフォンのメモ画面をそのまま見せても構いません。
当院の初診はWEB予約制で、事前のWEB問診があります。WEB問診は簡単な記載でも差し支えなく、詳しい内容は診察で伺います。初診の所要時間は問診を含めて30分程度が目安です。
また、ご本人の同意があれば、ご家族が診察に同席することもできます。ご家族が気づいた変化や、過去の通院歴などをメモしておくのも参考になります。
初診の持ち物や受診の流れは初めての方へをご確認ください。
診察で「調子が良かった時期はありましたか」と聞かれたとき、何年も前の出来事をすぐに思い出すのは難しいものです。
以前の手帳や予定を見返しながら、仕事がはかどっていた頃、睡眠が短くても元気だった頃、周囲に「いつもと違う」と言われた頃を思い出してみてください。
その時期が軽躁状態だったかどうかは、診察の中で症状の経過や生活への影響を合わせて判断します。
本人には何でもないと思えていた時期が、診察では大切な情報になることがあります。
参考にした資料(要約・再構成。原文の転載ではありません)
- 『双極性障害の診かたと治しかた―科学的根拠に基づく入門書』寺尾岳、星和書店。
- 『精神科治療学』第36巻5号 特集「双極性障害診療を極める」、武島稔「抑うつエピソードの正確な診断と鑑別方法」、星和書店、2021年。
- 『精神科治療学』第36巻5号 特集「双極性障害診療を極める」、伊賀淳一「躁病エピソードの正確な診断と鑑別方法」、星和書店、2021年。
よくある質問
チェックリストにたくさん当てはまれば双極性障害2型ですか
チェックの数だけでは診断できません。専門的な質問票であるMDQの日本語版でも、一定の判定条件で感度65%、特異度94%という研究結果があり、見逃しや誤判定が起こり得ます。医師は症状が続いた期間、普段との違い、生活への影響などを総合して判断します。
元気な時期が2〜3日しか続かなかった場合も話したほうがよいですか
はい。軽躁病エピソードの診断基準では4日間以上の持続が必要ですが、2〜3日の活動的な期間も別の診断分類を考える際の参考になることがあります。短い期間だったからと省かず、どんな変化があったかを伝えてください。
うつ病として治療中でも双極性障害2型の可能性を相談できますか
相談できます。以前から気分の波があったことや、抗うつ薬を飲み始めてから調子が変化したことがあれば、現在の主治医に伝えてください。薬への反応だけで診断が決まるわけではなく、それまでの経過と合わせた評価が必要です。
本人と家族で調子が良かった時期の印象が違う場合はどうすればよいですか
本人には好調だった時期でも、家族には普段より話が多い、睡眠が短い、活動的すぎると映っていることがあります。どちらか一方に合わせる必要はなく、本人の感覚と周囲が気づいた変化をそれぞれメモして伝えると、診察の参考になります。